腰痛・ぎっくり腰の施術

ぎっくり腰はどういう症状でしょうか?

ぎっくり腰とは「グキッ」と急に発生する腰痛のことを呼びます。

色んな原因不明の腰痛であったり、ヘルニアの初期の段階も含まれるですが、とにかく痛いんですね。

別名「魔女の一撃」とも言わるくらいの痛みで、ぎっくり腰になると1週間ほど安静にしておく必要があります。

「ぎっくり腰=ヘルニア」と間違われやすいですが、ぎっくり腰がヘルニアではありません。

ぎっくり腰などの腰痛の施術をする前に・・・

まず、何が原因となって腰痛を引き起こしているかを検査します。

●神経性の腰痛なのか?
●筋肉が痛んだ腰痛なのか?
●関節の障害からくる腰痛なのか?
●急性のぎっくり腰なのか?

お客様の腰痛の原因に合わせた最善の施術を行います。

ぎっくり腰のタイプは以下のように分けられます。

1、筋筋膜性腰痛
これは、いわゆるぎっくり腰で筋肉が内部で炎症を起こして、腫れているような状態です。
症状としてはズキズキとした痛みがあり、どの動きをしても痛いことが多いです。
2、椎間関節性ぎっくり腰
一般的には、わかりにくいタイプとなります。
具体的な例としては、前にかがむのはそんなに痛くなく、後ろに反るほうが痛みが強い場合ですね。
これは、椎間関節性ぎっくり腰のケースが疑われます。
3、関節包性ぎっくり腰
ぎっくり腰には様々な症状がありますが、一部分だけ少しズキズキとした痛みがある場合は関節包性ぎっくり腰を疑います。
身体を前にかがめても、後ろに反っても、同じくらいの痛みの場合に多く見られます。
4、仙腸関節炎
骨盤の後ろに仙腸関節という、あまり動きのない関節があります。
おしりの上のほうなので、痛みが強い場合は「ぎっくり腰が起こった」と言って来られる場合があります。


ぎっくり腰の原因とは何でしょうか?



このような傾向の人はぎっくり腰になりやすいというのを覚えておいてください。

1 肥満気味

肥満は腰への負担が大きくなり、ぎっくり腰になりやすいです。

特に急に太った人は身体が慣れる前に、負担が急激に腰にかかります。

特にぎっくり腰が起こりやすいです。

2 「あぐら」や「横座り」をよくする

あぐらや横座りも、背骨が横に曲がるため、ぎっくり腰になりやすいです。

理想は正座ですが、ひざへの負担も考えられるためため、正しい姿勢でイスに座る生活が理想です。

加えて、猫背だったり足を組むのがくせだったりと、姿勢が悪いのも腰への負担が増すので注意してください。

3 車に乗ることが多い

低いシートに長時間座る状態で腰に振動が加わると腰の筋肉が疲労します。

その後、急に体をひねった状態で立ち上がるのは、ぎっくり腰になりやすくなります。

4 柔らかい敷布団で寝ている

布団が柔らかいと寝たときにお尻が落ち腰部分の背骨のカーブが増します。

習慣になっていれば、腰への負担も増える場合が多いです。

柔らかすぎるソファーも同様に要注意です。

5 ハイヒールをよく履く

立った時、お尻が突き出て腰がくびれるのが悪い姿勢で習慣になっている人は気をつけましょう。

身体を反った姿勢で維持していると、椎間関節性腰痛になりやすいです。

※椎間関節性腰痛とは、からだを反った時に痛みが強くなる腰痛のことです。

6 イスに浅く座ることが多い

背もたれにもたれながら浅く座る、例えば映画館の座席でついやってしまう姿勢です。

一見、楽そうに見えますが、斜めに体重がかかり腰への負担は大きくなります。

しかも、長時間この姿勢を続けた後に急に起き上がったりしてはいけません。

ぎっくり腰が襲ってくる恐れが高まります。

7 重い荷物を中腰で持ち上げる機会が多い

慢性的に腰へ無理がかかっているため、ぎっくり腰とは常に隣り合わせの状態です。

重い荷物を持ち上げるときは腰を落としましょう。

なるべく体に荷物を近づけてから、力を入れるようにすると、腰への負担が減ります。

そして、ぎっくり腰のリスクは減ります。

8 運動不足

運動不足であれば、軽い運動を始めるなどを、心がけてください。

理想的には専門家に適切な腹筋の指導を受けることがお勧めです。

9 タバコを吸う

喫煙により血管が萎縮して血行が悪くなります。

そして、腰の筋肉への血流に悪影響を及ぼし、筋肉疲労が溜まります。

ゆえに腰痛の原因になるのです。

10 冷え性

冷え性も血行が悪くなるという点からリスクは高くなります。

寒い季節は、くれぐれも腰を冷やさないようにしましょう。

痛くなったら、東洋医学治療院にご相談くださいね。

ご予約はこちら0898-55-8904


ギックリ腰にはなりやすい状況・場面があります。


・体が冷えている時
・同じ姿勢を長時間続けている時
・重たい物を持つ時
・くしゃみ
・不自然な姿勢で動作をする時
・急激に体勢を変える時
・朝顔を洗うとき
・体調の悪い時
・身体が疲れている時

日常生活のあらゆる所に「ぎっくり腰」の危険因子は潜んでいます。ぎっくり腰になりやすい状況が重なることで、突然、症状が現れてしまうのです。


ぎっくり腰になった時の対処法とは?



「グキッ」といってしまったら、とにかく安静にすることです。

ぎっくり腰は最初の激痛を通り越せば痛みが落ち着く場合がほとんどですので、体を曲げて横向きに寝るというように楽な体勢をとりましょう。

寝転べない状況であれば壁に寄り掛かるなど、激痛が落ち着くまでは無理に動かない方が良いでしょう。

お風呂に入って身体を温めることはしないで下さいね。

ぎっくり腰の直後は身体の中で炎症が起きているので、身体を温めるのではなくアイシングなどが効果的です。

一般的に腰は「温める」というのをよく耳にしますが、筋肉に炎症が起きている場合は場所はどこでも冷やすのが基本となります。

最初の痛みが治まり、少し動けるようになってから、近くの医療機関に行くようにしましょう。

もし、自分一人では動けない状況が続くようであれば、迷わず救急車を呼ぶことをおすすめします。

ぎっくり腰のように自力歩行が困難な場合は、救急車も使えるのでご安心下さい。

基本的に、治療後2週間ほどは安静にしておくのが理想です。

どうしても動かなければならない時は、腰痛ベルトやコルセットを骨盤の中心にして、強めに巻いてください。腹内圧が高まり少しは楽になります。


腰痛・ぎっくり腰の施術の流れを紹介いたします。



鍼灸治療により患部周辺の筋肉を緩めたのちに、

微弱電流施術機を使い炎症を抑えます。症状によってはアイシングを行うこともあります。

微弱電流施術機は電気特有のビリビリした感じはなく、触られるだけでも痛い方もリラックスして施術を受けることができます。


その後、施術は患者さん個人に合わせた施術法を選択していきます。

基本的には、痛みより緊張した腰、背中、お尻、太ももの筋肉を鍼灸治療+整体を組み合わせて緩めて行きます。


腰の痛みの施術なら、東洋医学治療院にお任せください。